東京, 10月23日, /AJMEDIA/
トヨタ自動車は、取引先の設備トラブルにより、稼働を停止していた一部の工場で23日から稼働を再開します。一方、6つの工場のあわせて8つの生産ラインでは引き続き、23日も稼働を停止するとしています。
トヨタは、今月16日に取引先のばねメーカー「中央発條」の工場で生産設備の爆発事故が発生したため、部品が調達できなくなり、一部工場の生産ラインで稼働停止が続いています。
トヨタは、23日からトヨタ自動車東日本の宮城県や岩手県の工場など、4工場の5つの生産ラインでは部品が確保できたため稼働を再開します。
一方で、いずれも愛知県豊田市にあるトヨタの高岡工場やトヨタ車体の吉原工場など6つの工場のあわせて8つの生産ラインでは引き続き稼働を停止します。
影響が長引くなか、事故のあった取引先の工場では、設備が復旧したため、21日からばねの生産を再開し、順次、部品の供給を始めるとしています。
トヨタは、取引先の工場に社員などを派遣して復旧を支援するなど、早期の全面再開を急いでいて、24日の稼働については23日午後に判断するとしています。