トヨタ世界販売、前年割れ 認証不正響き国内減―24年

東京, 1月30日, /AJMEDIA/

トヨタ自動車が30日発表した2024年の世界販売台数は、前年比1.4%減の1015万9336台と2年ぶりに前年を下回った。認証不正やハイブリッド車(HV)プリウスの生産停止で国内販売が13.8%減の144万1842台と落ち込んだことが響いた。

 一方、海外販売は北米や欧州などでHVを中心に伸び、1.0%増の871万7494台。4年連続で前年を上回り、過去最高を更新した。

 トヨタでは昨年6月に認証不正が発覚し、「ヤリスクロス」など3車種について一時生産を見合わせた。プリウスについても昨年4月にドアの不具合が見つかり、一時生産停止を余儀なくされた。これを受け、24年の国内生産は7.2%減の312万8351台と低迷。海外生産も中国での競争激化などを受けて4.0%減の639万3525台と4年ぶりにマイナスとなった。

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