テスラ 中国で161万台超リコール「安全上のリスク」

東京, 01月06日, /AJMEDIA/

中国の規制当局は、アメリカのEV=電気自動車メーカー、テスラが自動運転の支援システムに安全上のリスクがあるとして、160万台を超える車のリコールを届け出たと発表しました。テスラは先月、アメリカでも大規模なリコールを届け出ていて業績などに影響を与えることになりそうです。

中国の規制当局の発表によりますとテスラがリコール対象として届け出たのは、2014年8月下旬から先月下旬にかけて生産された「モデルS」「モデルX」「モデル3」それに「モデルY」の4車種で合わせて161万台余りにのぼります。

中国当局はこれらの車に搭載されている自動運転の支援システムについて、ドライバーが誤って使うのを防ぐ対策が不十分で衝突のリスクがあるとしていて、今後、会社が無線通信によってソフトウエアの改修を行うとしています。

また、これとは別にドアのロックに問題があるとして2つの車種、合わせて7500台余りについてもリコールを届け出たとしています。

中国では、EVの普及が急速に進み、自動車メーカーの間の競争が激しさを増しています。

テスラは先月、アメリカでも200万台を超える車のリコールを届け出ていて、相次ぐ大規模リコールは、販売戦略や業績に影響を与えることになりそうです。

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