ティヌブ大統領が就任 経済・治安が課題―ナイジェリア

東京, 5月30日, /AJMEDIA/

【ロンドン時事】アフリカ最大の経済大国ナイジェリアで29日、元ラゴス州知事のボラ・ティヌブ新大統領(71)が就任した。州知事時代の経験を生かし、苦境にあえぐ経済の立て直しを図れるか、難しいかじ取りが求められる。
アラビアゴム大打撃 「買い手なく」価格暴落―世界的産地スーダンで戦闘激化

 ティヌブ氏は就任後の演説で、年6%の経済成長の実現や投資の阻害要因の撤廃、治安悪化への対処に当たると表明。公正な選挙だったとし、「政治的な隔たりを乗り越え、この手を取ってほしい」と述べ、国民に一致団結を呼び掛けた。
 全進歩会議(APC)のティヌブ氏は3選禁止規定に基づき退任するブハリ前大統領の後継として、2月に行われた混戦の大統領選で当選。だが、野党候補者らは不正行為があったとして、選挙結果に異議を申し立てた。英紙によると、裁判所の審理は今月30日に始まる予定だが、判決は9月以降になる見通しだ。

Follow us on social

Facebook Twitter Youtube

Related Posts