東京, 9月28日, /AJMEDIA/
次世代半導体の国産化を目指すラピダス(東京)に対して、ソニーグループ(G)やNECなど一部の既存株主が追加出資に応じる方針であることが27日、分かった。金融機関や国と足並みをそろえ、2027年を目標とする量産開始に必要な資金を支援する。
ラピダスは民間企業から総額1000億円規模の資金を調達するため、27日を期限に既存株主に出資の可否を回答するよう求めていた。
既存株主では、ソニーGとNECのほか、NTT、キオクシア、三菱UFJ銀行、トヨタ自動車、ソフトバンク、デンソーの計8社が総額73億円を出資している。うち事業会社ではNTTなども追加出資に応じる意向とみられる。