スロバキア首相銃撃、重体 腹部命中か、男を拘束

東京, 5月16日 /AJMEDIA/

 スロバキア中部ハンドロバで15日、フィツォ首相が銃撃され、病院に搬送された。ロイター通信によると、現地メディアは腹部を撃たれて負傷したと伝えた。搬送時に意識はあったものの、容体は危ういという。発砲したとみられる男はその場で取り押さえられた。政府は暗殺が試みられたとの見方を示した。

 ハンドロバで行われた閣議後、集まっていた市民の前で銃撃された。数発発砲があり、腹部に命中したという。頭部を負傷したとの目撃情報もある。

 フィツォ氏側近は、同氏のフェイスブックを通じて「生命の危機にある。あと数時間がヤマだ」と明らかにした。ヘリコプターで近くの地方病院に緊急搬送したという。現場から100キロ以上離れている首都ブラチスラバまでの搬送は、「緊急措置が必要」との観点から断念したと説明した。

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