スポーツクライミングW杯 大政涼が3位 自身2回目の表彰台

東京, 9月24日, /AJMEDIA/

スポーツクライミング、スピードのワールドカップの今シーズン最終戦が中国で行われ、男子は大学生の大政涼選手がワールドカップで自身2回目の表彰台となる3位に入りました。

スポーツクライミングのスピードは、世界共通のルートが設定された高さ15メートルの壁を登る速さを競う種目で、東京オリンピックでは、複合の中の1種目として実施されましたが、来年のパリオリンピックでは単独の種目になります。

今シーズンのワールドカップ最終戦は、23日に中国で決勝が行われ、このうち男子は21歳の大政選手が日本勢でただ1人決勝トーナメントに進出しました。

予選の上位16人が1対1で対戦する決勝トーナメントで、大政選手は1回戦と準々決勝を勝ち上がり、準決勝では、中国の呉鵬選手と対戦しました。

大政選手はわずかな差で敗れたものの、自身が持つ日本記録を0秒07更新する5秒07の好タイムをマークし、3位決定戦でも、5秒11の好タイムで韓国の選手に勝って3位に入りました。
大政選手はことし7月の第4戦以来、自身2回目のワールドカップの表彰台で、来年のパリオリンピック出場へ向けて弾みをつける結果となりました。

優勝は準決勝で大政選手を破った呉鵬選手でした。

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