東京, 01月11日, /AJMEDIA/
昨シーズンサッカーJ1で初優勝を果たしたヴィッセル神戸がことし初めての練習を行い、連覇を目指すシーズンに向けスタートを切りました。
昨シーズン、クラブ創設29年目で初優勝を果たしたヴィッセルは10日、神戸市西区のグラウンドでことし初めてとなる全体練習を行い、新しく加入した9人を含む27人の選手が参加しました。
練習はコンディションを整える軽めのメニューを中心に行われ、選手たちは終始にぎやかな雰囲気の中、ボール回しやパス練習などでおよそ2時間汗を流しました。
新チームでは、昨シーズン得点王に輝き、J1の最優秀選手賞を受賞したエースの大迫勇也選手や、ベストイレブンに選ばれた山口蛍選手をはじめ、主力選手が引き続きプレーするほか、元日本代表のミッドフィルダーの井手口陽介選手などが加わり、選手層の厚みが増したことでチーム内のポジション争いも激しくなると見られています。
井手口選手は「自分の持ち味が出せるように準備をしたうえで、チームの戦術を理解し、タイトル獲得にあたって少しでも貢献できれば」と活躍を誓いました。
引き続き指揮を執る吉田孝行監督は「去年よりもことしのほうがチーム力はアップしている。各ポジションで競争が出て、それがチームのためになってくれれば」と話していました。
ヴィッセルは来月下旬のシーズン開幕に向け、今月19日から沖縄でキャンプを行うことにしています。