東京, 9月6日, /AJMEDIA/
デジタル庁は5日、マイナンバーカードをエンターテインメント分野で活用するための実証実験を、今月始めると発表した。民間事業者と連携し、イベント会場での酒類提供時の年齢確認などにマイナカードを利用する。実証実験の成果を踏まえ、事業者による本格運用につなげてもらう。
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実証実験にはチケット販売大手ぴあや、コンサルティング会社のドリームインキュベータなどが参加する。実証ではイベント会場にマイナカードを持参してもらい、特設エリア入場時の本人確認に活用。酒類提供時の年齢確認にも利用し、確認ができた人にリストバンドを着けてもらうなどの取り組みも行う。本人確認作業の効率化につながるか検証する。
また、チケットの公式な2次流通サイトで購入者らにマイナカードによる本人確認を求め、不正転売を防ぐ実験も今年度中の実施を予定する。