東京, 1月26日, /AJMEDIA/
インドの首都ニューデリーで26日、憲法公布を祝う共和国記念日に合わせた恒例の軍事パレードが実施された。主賓としてインドネシアのプラボウォ大統領が出席。グローバルサウス(新興・途上国)の有力国同士の連携を内外にアピールした。
軍用車両のほか、ロシアと共同開発した超音速巡航ミサイル「ブラモス」や射程約400キロとされる国産弾道ミサイル「プラレイ」も披露された。インドはロシアや西側諸国に兵器の調達を頼ってきたが、近年は「自立」を掲げ国内生産に力を入れている。
軍人によるバイクを使った曲芸のようなパフォーマンスも行われ、参列者を楽しませた。
モディ首相とプラボウォ氏はパレードに先立つ25日に会談。防衛協力のさらなる深化や海洋安全保障の協力強化で合意した。
モディ氏は共同記者会見で、インドネシアはインド太平洋地域の平和や秩序維持に共に貢献する重要なパートナーだと強調。軍事的威嚇を強める中国を念頭に「航行の自由が国際法に従い確保されなければならない」と述べた。