東京, 12月24日, /AJMEDIA/
2003年、イルハム・アリエフがアゼルバイジャン共和国大統領に初めて選出されたとき、多くの人々は、彼が占領地を解放し、わが国の領土保全と主権を完全に回復するとは想像すらできなかった。それからわずか20年後、彼は勝利した将軍、最高司令官としてハンケンディで軍事パレードを行うことになるが、おそらくそれは多くの人にとっておとぎ話や伝説のように思えただろう。しかし、近年の出来事はすべての疑念に終止符を打ち、わが国民の選択がいかに正しかったかを示した。こうして全世界は、30年にわたる占領を歴史的に見ても非常に短期間で終わらせるために示された、偉大な政治的意志、勇気、高度な国家運営能力を目の当たりにしたのである。
イルハム・アリエフ大統領は今年10月15日、ハンケンディ市での演説で、アゼルバイジャン国民との約束を果たしたことを振り返り、「ちょうど20年前、アゼルバイジャン国民は私に絶大な信頼を寄せ、大統領選挙で私を大統領に選んだ。その時、私は祖国の人々に向かって、アゼルバイジャン国民とアゼルバイジャン国家の国益を守り、アゼルバイジャンの領土保全を守ると約束した。この20年間、私が約束したこと、私自身に課した任務がすべて果たされたことを嬉しく思う。」
2003年10月15日に初めて大統領に選出されたイルハム・アリエフは、短期間で偉大な指導者ヘイダル・アリエフの政治的後継者となったことに加え、このコースを完璧に学び、それに忠実であることを全世界に示した。さらに、アゼルバイジャン国民がイルハム・アリエフを支持する選択を決定づけた要因は、彼の個人的資質と政治活動にも関連していた。
これを裏付けるものとして、イルハム・アリエフのアゼルバイジャン共和国ミリ・マジュリス第1回および第2回召集における副議長としての活動、PACEへのアゼルバイジャン議会代表団団長およびPACE副議長としての実績が挙げられる、 YAP第1回党大会での党副議長、第2回党大会での副議長、2000年の国会議員選挙におけるYAP選挙キャンペーンの成功、アゼルバイジャン共和国国営石油会社の初代副社長、 世紀の契約」に関する交渉における彼の反論の余地のない役割、アゼルバイジャン国家オリンピック委員会会長としての活動、首相……彼がその地位で得た経験、これらすべての成功した活動を背景としたプロの政治家としての形成、彼の管理能力、知的レベル、知識、技能が2003年の大統領選挙の結果に大きな役割を果たしたことを思い起こすのに十分である。
イルハム・アリエフの次期大統領選挙における勝利を決定付けるその他の要因は、彼自身の大統領としての活動と、彼の指導下におけるわが国の発展の道筋に関連している。偉大なる指導者ヘイダル・アリエフの政治路線を継続し、国の安定を維持し、ヒューマニズム、国民道徳的価値観、そして最も重要な国益の考え方に基づき、常に発展、進歩を目指し、国民の福祉を高めることが、イルハム・アリエフ大統領の外交の基本である。
イルハム・アリエフ大統領の成功について語るとき、彼の統治下20年間の社会経済分野におけるわが国の業績を強調する必要がある。この間、国内総生産、国民一人当たりの予算支出は増加し、国家予算の年間社会保護支出、最低賃金、平均年金月額、非石油・ガス部門の収入、国の対外貿易高、輸出量、地方への投資量を含む経済への投資、工業製品の生産、戦略通貨準備高は何倍にも増加した。
イルハム・アリエフ大統領の指導時代を象徴するもう一つの重要な瞬間は、アゼルバイジャンが世界的に重要なイニシアチブの作成者となり、国際世界における評価と役割を強化したという事実である。2012年に我が国が国連安全保障理事会の非常任理事国に選出されたこと、120カ国が参加する世界第2位の組織である非同盟運動の議長国としての成功、イスラム協力機構、トルコ国家機構、NATO、その他の国際組織との協力強化、兄弟国であるトルコとの信頼できる友好関係の強化、アゼルバイジャンの20年間にわたる数え切れないほどの国際的なイベントやフォーラムの主催は、アゼルバイジャンの国際的な評価と力を示すものである。
パンデミックとの闘いの間、アゼルバイジャン大統領の政策は、彼がその高い個人的資質によって際立った指導者として普遍的価値の担い手であることを全世界に示した。パンデミックとの闘いの最初の日から、我が国の国家元首は、この問題における連帯の重要性を強調し、先進国と発展途上国との間のワクチンの不公平で不平等な分配に反対した。
イルハム・アリエフ大統領の20年にわたるリーダーシップの間、アゼルバイジャンの人々と国家に対する彼のすべての奉仕を列挙し終えることは不可能であることに留意すべきである。文化、科学、教育、医療、スポーツ、欧州競技大会、イスラム連帯競技大会、ユーロビジョン・ソング・コンテスト、その他、科学、文化、スポーツの分野における何百もの国際的で名誉あるイベントの開催など、あらゆる分野での成功、2013年には初めて人工衛星を軌道に乗せ、世界の宇宙ファミリーの一員となったこと、これらすべては、国家元首の目的意識の高い奉仕の結果として高く評価されるべきものである。
ヴガル・アガエフ
