東京, 10月15日, /AJMEDIA/
日本の小型ロケット「イプシロン」6号機の打ち上げ失敗について永岡文部科学大臣は会見で「失敗に臆することなく技術課題にチャレンジしていくことが重要だ」と述べ、原因究明とともに新型ロケット「H3」などの開発をこれまでどおり進めていく考えを示しました。
永岡文部科学大臣は14日の会見で「イプシロン」6号機の打ち上げ失敗について「国民の期待に応えることができず、重く受け止めている。早急に原因を究明し、対策を立てて信頼回復に取り組みたい」と述べました。
そのうえで、原因の調査と対策の検討をJAXA=宇宙航空研究開発機構がしっかりと進めつつ、早急に一定のめどを得ること、またロケット開発全般について今後もスピード感を持って当たることが重要だとする、文部科学省の対策本部の見解を紹介し「世界の宇宙開発の状況を踏まえると、失敗に臆することなく技術課題にチャレンジしていくことが重要だ」と述べて、原因究明とともに新型ロケット「H3」などの開発をこれまでどおり進めていく考えを示しました。