アゼルバイジャン政府 “カラバフで兵士192人死亡”

東京, 9月28日, /AJMEDIA/

アゼルバイジャン政府は、隣国アルメニアの占領から解放された領土、カラバフで起こした軍事行動で兵士192人が死亡したと発表しました。アルメニア側も200人以上が死亡したとしていて、大規模な軍事衝突だったことが明らかになった形です。

アゼルバイジャンは、隣国アルメニアの占領から解放された領土、カラバフで19日に「対テロ作戦」だとする軍事行動を展開し、これに対し、アルメニア側は武装解除などを受け入れ、事実上、敗北しました。

アゼルバイジャン政府は27日、この軍事行動で兵士192人が死亡したことを発表しました。

アルメニア側はすでに戦闘で200人以上が死亡したとしていて、双方合わせて400人近くが犠牲になる大規模な軍事衝突だったことが明らかになった形です。

一方、カラバフにはアルメニア系の住民がおよそ70万人いるとされていますが、アゼルバイジャンからの迫害を恐れてアルメニアに多くの住民が避難しています。

アルメニア政府は27日、すでに4万7000人以上の住民が到着したと発表し、避難する住民が大幅に増えています。

また、カラバフでは25日夜、車で避難しようとした人たちが集まっていたとみられる燃料充填所が爆発し、現地の当局はこれまでに68人が死亡したと明らかにしました。

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