東京, 4月12日, /AJMEDIA/
アゼルバイジャンは、トルコ諸国との関係を常に特別に重要視しており、これは今日でも我が国の外交政策の優先事項である。定期的なハイレベルの相互訪問は、関係の発展と新たな協力の機会の創出に大きな影響を与えている。もちろん、同じルーツ、言語、宗教、共通の文化を持っているという事実が、こうした関係の基礎となっている。この観点から、アゼルバイジャンとカザフスタンの間に形成された友好・友愛関係を高く評価する必要があり、それは伝統的な性格を獲得している。近年、首脳レベルで行われた相互訪問は、これらの関係をさらに拡大させている。また、両国間の既存の友好関係は、国際的なレベルでも発展している。その一例として、トルコ国家機構を挙げることができるだろう。
現在、貿易・経済分野での両国の協力は非常に重要である。アゼルバイジャンには、カザフスタンからの投資がある182の商業機関が登録されている。この国からアゼルバイジャンに1億220万ドルが投資され、わが国からカザフスタンに2億520万ドルが投資された。2022年、両国間の貿易高は5億9847万ドルであった。石油・石油製品貿易の分野での協力は成功したといえる。このように、カザフスタン原産の原油は、バクー・トビリシ・セイハンパイプラインを通じて世界市場へ輸送されている。また、カザフスタン産の原油はアゼルバイジャンで加工され、この国の原油が世界市場に供給される。総じて、あらゆる分野で兄弟国との関係は非常に高いレベルにある。
この点で、4月10日のアゼルバイジャンのイルハム・アリエフ大統領のカザフスタン訪問、会談、文書署名は、二国間関係の深化と多様化に大きく貢献し、両国関係の新たな段階を構成するものである。今回の訪問の一環として、アゼルバイジャンのイルハム・アリエフ大統領とカザフスタンのカシム・ジョマルト・トカイエフ大統領が参加し、アスタナでヘイダル・アリエフ通りのオープニングセレモニーが行われた。これは、アゼルバイジャンの国家指導者、その国民、価値観に対する最高の尊敬と友愛の態度の直接的な表れである。偉大なる指導者ヘイダル・アリエフが、カザフスタンとの関係の確立と発展、一般的にはトルコ諸国を互いに近づけ、連帯を実現するために、比類ない奉仕をしてきたことは知られている。偉大な指導者のこうした奉仕は、常に兄弟国から高く評価されている。また、ヘイダル・アリエフの100周年記念に捧げられたドキュメンタリー映画が撮影され、兄弟国で上映された。これらのことは、2つの友好国の関係が兄弟愛のレベルにまで高まったと言う強い根拠となる。