東京, 10月26日, /AJMEDIA/
中国の杭州で開かれているアジアパラ大会は卓球の男女シングルスの決勝が行われ、八木克勝選手と和田なつき選手が、いずれも金メダルを獲得し、来年のパリパラリンピックの代表に内定しました。
中国 杭州で10月22日に開幕したアジアパラ大会は、大会4日目の25日、卓球の男女シングルスの決勝が行われました。
このうち男子は、立ってプレーし、腕や足に障害のあるクラスで、世界ランキング3位の八木選手が、東京パラリンピックのシングルス銅メダリストで世界13位の中国、寥克力選手と対戦しました。
八木選手は第1ゲームを13対11で取ると、第2ゲームと第3ゲームは一度もリードを許さず、ゲームカウント3対0のストレートで勝って金メダルを獲得しました。
また、女子は、知的障害のクラスで世界3位の和田選手が、東京パラリンピックで銅メダルを獲得した香港の王※テイ※※テイ選手と対戦し、ゲームカウント3対1で勝って金メダルを獲得しました。
この結果、八木選手と和田選手は、来年のパリパラリンピックの代表に内定しました。
このほか、射撃は混合エアライフル伏射「SH1」のクラスの予選が行われ、岡田和也選手は10位と、決勝進出はなりませんでしたが、上位の選手がすでに出場枠を獲得するなどしているため、パリパラリンピックの出場枠を獲得しました。
※最初の「テイ」は、女へんに「亭」。
※※2つめの「テイ」は、草冠に「廷」。