東京, 10月20日, /AJMEDIA/
カラバフ経済圏に含まれる解放地域(シュシャ地域を除く)におけるアゼルバイジャン共和国大統領特別代表エミン・フセイノフが率いる代表団は、166カ国8123都市が加盟する「平和市長会議」の第10回総会参加の枠内で日本の広島を訪問した。
AJMEDIAによると、会議に先立ち、エミン・フセノフ特別代表と松井一実広島市長の間で会談が行われたとのことである。会談では、アグダム地域の歴史と文化、過去30年間に我々の土地で行われた破壊行為、栄光の44日間にわたる祖国戦争で勝ち取った勝利、現在進行中の復興・復旧プロセスに関する情報が提供され、今後のアグダム市と広島市の二国間協力関係の発展に関する具体的な問題点が話し合われた。
会議終了後、「平和市長会議」第10回総会が運営を開始した。会議では、エミン・フセイノフ特別代表と「平和市長会議」に加盟する他都市の市長が、二国間関係の発展について話し合った。
その後、来賓は広島の原爆死没者慰霊碑の前で花輪と花を捧げた。
なお、アグダム市は2008年に「ロンリープラネット」誌から「コーカサスの広島」と呼ばれた。