へルソン 住宅地などにロシアからの攻撃相次ぎ民間人死亡

東京, 11月13日, /AJMEDIA/

ロシアによる占領から解放されて1年となったばかりのウクライナ南部のヘルソンで民間人1人が死亡するなど、ロシア側からの攻撃が相次いでいます。

ウクライナ南部ヘルソン州の知事は11日から12日の朝にかけてロシア側からヘルソン市内の住宅地などに多数の攻撃があり、64歳の男性が死亡し、4人がけがをしたほか、市内の図書館が被害を受けたと明らかにしました。

また、ウクライナ軍の南部方面の司令官は12日、ウクライナ南部では誘導爆弾をつかったロシア軍の空爆が増えていて、30回の空爆があったとSNSに投稿しています。

ヘルソンはロシアによる軍事侵攻で一時、占領下におかれ、11日に解放から1年を迎えたばかりですが、このところ攻撃が相次いでいます。

一方、ウクライナ国防省の情報総局はロシア側が占領する南部ザポリージャ州の主要都市メリトポリで11日、大きな爆発があり、ロシア側の当局者少なくとも3人が死亡したと発表しました。

発表では、爆発は地元の抵抗勢力によるもので、ロシア側に占拠された建物内でロシアの治安機関などが会議を行っている最中に起きたとしています。

これに対しロシア側の地元当局はSNSへの投稿で、市内で爆発音があり、装置の不具合で自動車から火が出たもののけが人はいなかったと否定しました。

ウクライナ軍の司令官は「メリトポリ方面への攻勢はこれからも続く」と投稿し、引き続き反転攻勢を続ける姿勢を強調しています。

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