東京, 02月09 /AJMEDIA/
石垣島で行われているプロ野球、ロッテのキャンプを訪れている野茂英雄さんがブルペンで投手陣を視察し、フォークボールの握り方などについてアドバイスを送りました。
第2クール2日目となったロッテのキャンプは、午前中は雨もようで室内練習場中心のメニューとなり、投手陣は室内でキャッチボールをしたあと、ブルペンでピッチングを行いました。
8日は現役時代の吉井監督のチームメートでフォークボールを武器に日米通算201勝をあげた野茂さんが投手陣を視察し、このうち、第2クールから合流して初めてブルペンに入った新外国人選手のダイクストラ投手はピッチングを終えたあとに野茂さんのもとへ駆け寄ってアドバイスを求め、フォークの握りなどを教わっていました。
また、佐々木朗希投手は、このキャンプ3回目となるブルペンに入り、ストレート23球、フォーク7球、スライダー5球の合わせて35球を投げ、特にフォークの落ち方などをブルペンキャッチャーに確認したほか、ピッチング後には室内に移動して野茂さんと話し合っているようすも見受けられました。
一方、雨が小康状態となった午後には実戦形式のシートバッティングが行われ、去年、プロ初勝利や初セーブをあげて若手中心の国際試合で日本代表にも選ばれたサイドスローの横山陸人投手が登板しました。
横山投手は140キロ中盤のナチュラルにシュートするストレートとこのキャンプで取り組んでいるというカットボールなどを織り交ぜながら、バッター4人に対してヒット性のあたり1本と上々のピッチングを見せていました。
横山投手は「変化球も感じよく投げられた。取り組んでいるカットボールも軌道や打者の感想なども聞いて確認できたのでよかった」と話していました。