「那覇大綱挽」、3年ぶり開催 綱切れ、引き分けに

東京, 10月10日, /AJMEDIA/

 琉球王国時代からの伝統行事「那覇大綱挽(なはおおつなひき)」が9日午後、3年ぶりに那覇市で開催された。約3000人の綱の引き手と市民らが会場となった国道を埋め尽くし、辺りは熱気に包まれたが、開始直前に綱が切れたため対戦は行われず、引き分けと判定された。
 新型コロナウイルス感染拡大の影響で2年連続中止となっていた。感染対策のため、今年は例年より規模を縮小。引き手は事前登録制にして3200人を上限とし、綱も例年より40メートル短い全長160メートルにとどめた。
 本来は引き手が東西に分かれて対戦するが、綱が切れてしまうという予期せぬアクシデントで引き分けに。それでも、参加者らは沖縄伝統のカチャーシーを踊ったり、指笛を鳴らしたりして、3年ぶりの開催を楽しんでいた。

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