「新生フェアリー」、手応えと課題 世界新体操

東京, 9月17日, /AJMEDIA/

 日本勢のパリ五輪切符第1号に挑んだ団体総合。日本は前半の組で首位につけて期待が膨らんだものの、祈りは届かなかった。
 リボン・ボールのミスが痛かった。手具の投げ渡しがスムーズにいかず、終盤はリボンが選手に絡まり、技を決められなかった。鈴木主将が「新たな気持ちでやり切ろう」と声を掛けて臨んだフープでは、会心の演技を披露して巻き返し、選手たちは「リベンジできた」と笑顔を見せた。しかし、後半の組にそろった強豪チームに次々と抜かれ、総合8位にとどまった。
 東京五輪後にメンバーが大幅に入れ替わり、拠点も本場ロシアから日本に移した「新生フェアリー」。同五輪代表の竹中は「日本らしい演技をより追求できている。良い方向に進んでいる」。手応えと課題を胸に刻む舞台となった。

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