「強い決意と覚悟で対応」 処理水放出で東電社長

東京, 8月25日, /AJMEDIA/

東京電力の小早川智明社長は24日、福島第1原発にたまる処理水の海洋放出が始まったことについて、原発内で取材に応じ「強い決意と覚悟の下、社長である私が先頭に立って対応に当たりたい」と語った。
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 小早川社長は「(地元から)風評対策や適切な賠償に対する要請をうかがい、実施主体として重い責任を自覚している」と強調。「廃炉が終わるまで長期間かかる。しっかりと地元の皆さまの信頼に応えていく必要がある」として、全社を挙げて取り組む姿勢を示した。
 この日は同原発と東京都千代田区の本店などを中継で結び、職員4人が遠隔操作で放出を始める様子も報道陣に公開された。午後1時すぎに海水ポンプを起動させ、10分ほどで海底トンネルにつながる水槽に処理水が流れ込んだことを確認していた。

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