「地方の時代」映像祭 グランプリに静岡放送の報道番組

東京, 11月13日, /AJMEDIA/

地方の課題などをテーマに全国のテレビ局や一般市民が制作した作品を集めた「地方の時代」映像祭が大阪で開かれ、静岡県熱海市で大規模な土石流災害が起きた原因を追った静岡放送の報道番組がグランプリに選ばれました。

「地方の時代」映像祭は、NHKと日本民間放送連盟などが地域に根ざした映像作品を集めて毎年開いているもので、ことしは放送局やケーブルテレビ、それに一般市民や高校生などがドキュメンタリーを中心に273の作品を応募しました。

大阪 吹田市の関西大学で12日表彰式が開かれ、グランプリには去年7月に静岡県熱海市で起きた大規模な土石流災害の原因に迫った静岡放送の「SBSスペシャル熱海土石流ーなぜ盛り土崩落は防げなかったのかー」が選ばれました。

また、審査員特別賞に▽黒い雨による内部被ばくに焦点を当てた広島経済大学の「黒い雨から76年短命村とよばれた里から」、放送局部門の優秀賞には▽NHKの「NHKスペシャル『ヤングケアラーSOSなき若者の叫び』」、▽沖縄テレビ放送の「水どぅ宝(みじどぅたから)」が選ばれました。

「地方の時代」映像祭は関西大学千里山キャンパスで今月18日まで開かれ、作品の上映会などが行われます。

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