東京, 10月6日, /AJMEDIA/
台湾の頼清徳総統は5日、中国の1日の国慶節(建国記念日)が75回目であることを根拠に「年数から言って、中華人民共和国(中国)は絶対に中華民国(台湾)の祖国になり得ない」と強調した。台湾では辛亥革命を記念する双十節を中華民国の建国記念日としており、10日で113回目を迎える。
台北市で開かれた双十節関連行事で語った。頼氏は、中華人民共和国の75歳以上の人々が生まれた時には中華民国しか存在していなかったことから「中華人民共和国の75歳以上にとっては、むしろ中華民国が祖国だ」と指摘。「中華人民共和国の誕生日を祝うならば言葉は正確でなければならず、『祖国』の2文字を使ってはいけない」と主張した。