「ぐーちょきシニアパス」にデジタル版 群馬県が来年度導入

東京, 12月30日, /AJMEDIA/

65歳以上の群馬県民が店舗で割引などのサービスを受けられる「ぐんまちょい得シニアパスポート(ぐーちょきシニアパスポート)」について県は来年度、デジタルでの表示に対応する。使いやすさを向上させ、高齢者の一層の外出促進や社会参加、健康維持につなげる。

 現行のカード形のパスポートは2013年1月に導入。市町村の窓口で配布しており、これまでに約30万枚が発行された。提示すると県内外の協賛店舗約1600カ所で、割引やドリンク1杯無料などのサービスを受けられる。

 デジタル版は、無料通信アプリ「LINE(ライン)」の県デジタル窓口から表示する。デジタルで発行を申請できる仕組みも構築。パスポートを使った際、健康促進につなげるポイントを付与することなども検討している。

 来年度の一般会計当初予算案に関連経費を盛り込む。現行のカードも継続して発行する。

 県は18歳以下の子どもか妊婦がいる家庭が割引などを受けられる「ぐーちょきパスポート」も配布しており、22年にウェブアプリのデジタル版を導入した。

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