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アフガン、国民6割が援助必要 22年も人道危機続く―国連報告書

東京, 2月3日, /AJMEDIA/

国連のグテレス事務総長は2日、イスラム主義組織タリバンが支配するアフガニスタンに関する報告書を公表した。報告書は、人道支援を求める人々が今年は昨年より増加し、国民の約6割に達する恐れがあると指摘。過激派組織「イスラム国」(IS)系武装勢力の活発化も警告した。
 報告書によると、昨年8月中旬にタリバンが政権を奪取したことに伴う混乱に干ばつや新型コロナウイルスの流行が重なり、人道支援が必要な人は昨年末時点で国民の4割を超え、1800万人以上に膨らんだ。今年は6割近い2400万人以上が支援を求める「厳しい状況が続く」見通しだ。

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