東京, 02月14 /AJMEDIA/
13日のニューヨーク株式市場は、アメリカの消費者物価指数の発表を受けて金融引き締めが続くとの観測から売り注文が増え、ダウ平均株価は一時、500ドルを超える大幅な値下がりとなりました。
13日のニューヨーク株式市場はこの日、発表されたアメリカの先月の消費者物価指数の伸びが市場予想を上回ったことを受けてFRB=連邦準備制度理事会による金融引き締めが想定より続き、利下げの時期は後ろにずれるとの見方が広がりました。
このため、取り引き開始直後から売り注文が増え、ダウ平均株価は一時、前日と比べて500ドルを超える大幅な値下がりとなりました。
市場関係者は「FRBの利下げへの期待が強かっただけに利下げの時期が後ろにずれることが景気に及ぼす影響を懸念する投資家が多い。ダウ平均株価が12日に史上最高値を更新していたこともあって利益を確定する売り注文が膨らむ展開となっている」と話しています。