東京, 2月16日, /AJMEDIA/
我々の主な業務のひとつに、MagSafe対応バッテリーのレビューがある。この1年間、十数種類のバッテリーを実際に使用し、その機能、デザイン、特徴、そして何より充電性能を検証してきた。また、仕事柄、常に予備として1つは持ち歩いている。
Anker、Belkin、Baseus、Casely、Burga、Hyperなど各社のMagSafeバッテリーを試してきたが「これはぜひ記事にして読者に届けたい」と驚きを感じる製品はそう多くない。しかし、たまに衝撃的に驚かされるMagSafeバッテリーに出会うことがあり、Torras「MiniMag Power Bank」はまさにその一例だ。
●Torras MiniMag Power Bank
同製品は、iPhoneの背面に磁力でくっつき、MagSafe対応ケースとの相性も良い。また、USB-Cケーブルも同梱されている。日本のAmazonでの価格は7999円だが、記事執筆時点ではタイムセールで5948円となっている。(国内価格は編集部追記)
色はグレーとピンクの2種類で、容量は5000mAh。アルミ合金製の筐体は軽量で、グラフェンを用いた放熱設計で安全な充電を実現したという。出力は最大7.5W、USB-Cケーブル経由なら18Wとなる。残量はインジケーターライトでひと目に確認できる。
同バッテリーの最大の魅力は、その設計にある。過去1年間に試した同容量のバッテリーの中で最も薄く、かつ軽量だ。MagSafeバッテリーは往々にしてかさばるものが多く、使用シーンを選ぶ。一方でTorrasは5000mAhという十分な容量を維持しながらも、見事にスリムな形状を実現している。