東京, 7月18日, /AJMEDIA/
Instagramは、クリエイターがプラットフォーム上で収入を得ながらファンと交流できるサブスクリプション機能を正式にリリースした。Instagramの責任者Adam Mosseri氏は米国時間7月14日、「Instagramサブスクリプション」を利用することで、クリエイターはサブスクリプション登録者だけが閲覧できる写真や短尺動画「リール」を投稿できるようになるほか、サブスクリプション登録者と直接チャットすることも可能になると明らかにした。
Mosseri氏は「サブスクリプションで、クリエイターは予測可能な収入を得られ、ファンはお気に入りのクリエイターの限定コンテンツを見られるようになる、素晴らしい方法だ」とツイートしている。
サブスクリプション登録者向けの写真やリールには紫色のバッジと王冠のマークが表示されるため、一般向けコンテンツと区別できる。クリエイターのInstagramページでもこれらのコンテンツは、王冠のマークが付いた「Subscriber Home」と呼ばれる別のフィードに保存される。
クリエイターはまた、サブスクリプション登録者と直接チャットできるようになる。最大30人が参加でき、24時間で自動的に終了する。
Instagramは1月、米国のクリエイター10人とサブスクリプションのテストを開始し、バスケットボール選手のSedona Princeさん、モデルのKelsey Cookさん、俳優でインフルエンサーのAlan Chikin Chowさん、オリンピック体操選手のJordan Chilesさん、デジタルクリエイターのLonnie IIVさんなどが参加した。それ以降、数千人のクリエイターがInstagramサブスクリプションを利用できるようになっている。
サブスクリプションの料金は、月額99セント(約140円)から99ドル(約1万4000円)の間でクリエイターが設定できる。