東京, 5月17日 /AJMEDIA/
2023年からレノボグループの傘下となったFCNTは5月16日、スマートフォンの新モデルとなる「arrows We2」シリーズを発表した。
「arrows We2 Plus」「arrows We2」の2機種を、2024年8月に発売する。
「Exlider」復活、「すべての人が使いやすく、すべての人が手に取りやすい」5Gスマホ
arrows We2シリーズは、「『すべての人が使いやすく、すべての人が手に取りやすい』5Gスマートフォン」をコンセプトにした「arrows We」の後継で、スペックを強化。「防水・防じん」「耐久性」「環境配慮」といった独自の強みを受け継ぎつつ、コストと機能のバランスを取ったという。
いずれも、ユーザーからの要望にこたえるかたちで、電源キーに指紋と指の動きを読み取る「Exlider」機能を再採用。画面を触れずに片手でスクロールでき、電車内や混雑した場所でも快適に使用できるという。拡大操作ができないサイトやアプリも自由にズーム可能で、指ひとつでスマートに閲覧できるとしている。
そのほか、電話帳未登録の番号からの電話の場合、発信者側にけん制メッセージを自動で伝える迷惑電話対策機能や、電話帳未登録の番号に電話する際に音声認識技術で会話の中から還付金詐欺に関する特定のキーワードを抽出して危ないシーンを自動で端末が察知し、犯人へのけん制メッセージを発信する還付金詐欺対策機能などを搭載する。
上位モデル「arrows We2 Plus」はドコモから–自律神経活性度計測機能を世界初搭載
上位モデルとなるarrows We2 Plusは、NTTドコモが「arrows We2 Plus F-51E」として販売する。カラーは「スレートグレイ」「シャンパンシルバー」の2色。詳細な価格帯は未定だが、ミドルレンジ向けのモデルになるという。