東京, 7月23日, /AJMEDIA/
日本郵便は22日、電力需要のピークを避けて集配用電気自動車(EV)に充電する実証実験を東京の晴海郵便局で実施すると発表した。充電コンセントに制御装置を取り付け、充電時間帯をコントロールする。電力需給の逼迫(ひっぱく)をにらみ、節電に協力する。
東京大学発のベンチャー企業Yanekara(東京)が開発した装置を使う。通常は集配車両が戻ってくる夕方以降に充電が集中するが、同局の電力需要ピークと重ならないようクラウド経由で指令を出し、充電開始を夜間にずらす。電力使用の平準化により電力料金も抑えられるという。