西村経産相、宮城県漁協と意見交換　水産支援策「機動的に活用」

東京, 10月22日, /AJMEDIA/

　西村康稔経済産業相は２１日、宮城県石巻市を訪れ、同県漁業協同組合の寺沢春彦組合長らと意見交換した。寺沢氏は取材に、東京電力福島第１原発の処理水放出に伴う中国の禁輸措置で「（水産物に）かなり影響が出ている」と指摘。西村氏に対し、東電への指導の徹底を求めたことを明らかにした。
　西村氏は一連の視察終了後、同県女川町で記者団に「宮城県の水産業をしっかりと支援していく」と強調。「１００７億円の水産支援（の政策）パッケージを機動的に活用したい」と語った。