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菓子や雑貨に〝変身〟し魅力的に 灯螂舎(前橋市大胡町)《昆虫愛》

東京, 12月25日, /AJMEDIA/

特徴的な形や動きなど、不思議な生態が子どもや愛好者をとりこにする昆虫。灯螂舎(とうろうしゃ)(群馬県前橋市大胡町)は、タンパク質の豊富な食材として注目される昆虫食の菓子をはじめ、造形を生かした雑貨や置物など昆虫にまつわるアイテムをそろえた専門店だ。店主の大沢栞那(かんな)さん(27)に商品の魅力を聞いた。
店は市内へ移住した大沢さんが2021年6月、荒砥川沿いの空き倉庫を改装して開業した。幼い頃から好きな昆虫の魅力を多くの人に楽しんでもらう空間がコンセプトだ。

 食用昆虫の味や香りにこだわった焼き菓子に力を入れる。昆虫食は環境負荷が少なく、栄養価の高い食材として近年注目を集めている。ただ興味はあっても、そのままの見た目に尻込みしてしまう人は少なくない。

 大沢さんが手がけるオリジナル菓子「蟲菓(むしか)」は、高品質な国産の食用昆虫を中心に粉末やペースト状にして練り込む。ほのかな甘みを引き立てるカイコのサブレ(8個入り、650円)や、鼻に抜ける香りと強いうまみ、スパイスが酒のつまみになるマゴットのサブレ(同)など8種類。

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