東京, 6月25日, /AJMEDIA/
チャールズ英皇太子は24日、アフリカのルワンダで開かれた英連邦加盟国首脳会議の開会式で演説し、過去の奴隷制に関して「多くの人々の苦難に対する個人的な悲しみの深さを、言葉で表現することはできない」と述べた。奴隷貿易に関わった歴史を持つ英国に対する不信感が加盟国に根強いことを踏まえた発言とみられる。
皇太子は同時に、加盟国がエリザベス女王を国家元首とする立憲君主制を放棄し、共和制に移行するかどうかは「純粋に各国が決めるべき問題だ」と強調し、それぞれの判断を尊重する考えも示した。