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碧桂園を格下げ デフォルト寸前に―ムーディーズ

東京, 9月1日, /AJMEDIA/

米格付け大手ムーディーズ・インベスターズ・サービスは31日、経営危機に陥っている中国不動産開発最大手の碧桂園の信用格付けについて、「デフォルト(債務不履行)に近い」との評価の「Ca」に引き下げた。既に投機的とされる「Caa1」から、さらに3段階引き下げた。先行きについても、引き下げの可能性のある「ネガティブ」とし、さらに1段階下で、デフォルトに陥っているとされる最低評価の「C」に格下げされる可能性を示唆した。
中国碧桂園、赤字1兆円弱 不動産最大手、苦境浮き彫り―1~6月

 碧桂園が30日発表した2023年1~6月期決算は、純損益が489億元(約9800億円)の赤字だった。同社は、実質的なデフォルトに陥った中国恒大集団を事業規模では上回るとされ、実際に経営破綻すれば、甚大な影響が懸念される。

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