東京, 6月29日, /AJMEDIA/
総務省は２８日、人工知能（ＡＩ）の社会実装の推進について検討する有識者会議を開き、現在同省や経済産業省に分かれているＡＩに関するガイドライン（指針）を一本化し、新たに作成する方針を公表した。指針案を年内に取りまとめた上で、国際的な議論の内容などを踏まえ、来年にも完成させる。文章や画像などを自動で作成する生成ＡＩの急速な普及に対応する。
生成ＡＩ、定期テストは不適切 偽情報などリスクも指摘―文科省指針案
現在、ＡＩに関する指針は、総務省と経産省に開発者や業務利用者向けなど計３種類あるが、事業者側にとってどれを参考にしたらいいか分かりにくい状況だった。両省が連携して統一的なガイドラインを策定することで、民間によるＡＩの開発や利活用推進を図る。