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永瀬正敏、役作りで4日間言葉発さず 現場でも「筆談やジェスチャーで」

東京, 2月5日, /AJMEDIA/

 俳優の國村隼(66)、永瀬正敏(55)、秋山真太郎(39)が4日、都内で行われた映画『再会の奈良』公開初日舞台あいさつに登壇した。

 本作は“今と未来、奈良と世界を繋ぐ”映画製作プロジェクト「NARAtive2020」から生まれ、中国残留孤児とその家族、そして日本の人々との絆を描いたもの。2005年、生みの親を探すために日本へ帰国後、行方を消した“残留孤児”の養女・麗華を探すために、一人中国から奈良に住む孫娘のような存在のシャオザーを頼って訪れた陳ばあちゃん。麗華探しを始めた2人に、ひょんなことで知り合った元警察官の一雄(國村)が加わり、言葉の壁を越えて不思議な縁で結ばれた3人の切なくも心温まる麗華探しの旅が始まる。

 永瀬が演じたのは、10年ほど前に麗華と交流があり、聴覚障害をもつ寺の管理人・剛。撮影は1日のみだったが、言葉を発しない役だったため「4日前くらいから話さないようにしていました」と役作りに励んだ。

 続けて「現場でも周りの皆さんと話さなかったです。筆談やジェスチャーでやり取りして。(撮影が)終わった瞬間に話しましたね(笑)」と撮影を振り返った。

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