東京, 11月30日, /AJMEDIA/
北アフリカのモロッコで開かれている、ユネスコの無形文化遺産への登録を決める会議で、日本が提案した盆踊りなどお囃子に合わせて踊る民俗芸能「風流踊」は、早ければ日本時間の30日夜、登録が決まる見通しです。
世界各地の伝統文化や芸能を保護するユネスコ=国連教育科学文化機関の政府間委員会は今月28日からモロッコの首都ラバトで始まり、無形文化遺産への登録に向けて各国が提案した46件などの審議を進めています。
日本からは、各地で伝承されてきた盆踊りなどお囃子に合わせて踊る民俗芸能「風流踊」が提案されています。
「風流踊」は、2009年に無形文化遺産に登録された神奈川県の伝統行事「チャッキラコ」に、24都府県の40件を加え合わせて41件で構成されています。
ユネスコの評価機関は今月1日、「風流踊」について、無形文化遺産に登録するよう勧告していて、委員会は、日本時間の30日夕方から審議を始め、早ければ30日夜にも登録が正式に決まる見通しです。
日本からはこれまでに「和食」や「和紙」など合わせて22件が無形文化遺産に登録されています。