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株価 500円以上値下がり 輸出関連売られる 利益確定の動きも

東京, 12月11日, /AJMEDIA/

7日の東京株式市場、日経平均株価は500円以上値下がりしました。

▽日経平均株価、7日の終値は6日より587円59銭安い3万2858円31銭。
▽東証株価指数=トピックスは27.29下がって2359.91。
▽1日の出来高は15億4582万株でした。

市場関係者は「景気後退への警戒感によって、原油の先物価格が下落し、エネルギー関連の株に売り注文が出たほか、半導体関連や電子部品など幅広い銘柄が軟調だった。さらに、外国為替市場が円高ドル安の傾向となったことで自動車など輸出関連の銘柄も売られ株価を押し下げた」と話しています。

アメリカで6日に発表された経済統計で雇用者数の伸びが市場の予想を下回り、インフレは低下傾向だという受け止めの一方で景気後退への警戒感が一部に出ました。

ニューヨーク市場でハイテク関連などの株が値下がりした流れを受けて、7日の東京市場でも幅広い銘柄に売り注文が広がりました。

また6日、日経平均株価が600円以上値上がりしたため、7日は一転して利益を確定したいという動きも出て株価を押し下げました。

市場関係者の間ではアメリカ経済で景気後退を招くことなくインフレを抑え込む、ソフトランディングが実現できるのかに注目が集まっています。

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