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春の風物詩「桜鯛の浜焼き」 岡山県笠岡市

東京, 4月11日, /AJMEDIA

 岡山県笠岡市の笠岡魚市場で、瀬戸内海の春の風物詩「桜鯛(さくらだい)の浜焼き」が始まった。産卵前のマダイで、サクラの咲く頃に取れることから「桜鯛」と呼ばれている。同市場の木山恒宏さん(56)は「桜が満開のいい時期に始められた。皆さんに喜んでもらいたい」と笑顔で話した。
 笠岡沖で水揚げされた雌のマダイをその日のうちに加工。内蔵を取り除いてから、味付けのために食塩水を注射し、稲わらに包んで約50分間蒸す。その後、丸1日乾燥させ、イグサで編んだかさに包んで仕上げ出荷するという。
 入学や就職など祝い事の贈答用として人気。5月中旬まで、限定200匹を1匹1万5000円~2万円(税別)の価格で販売する。

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