東京, 9月14日, /AJMEDIA/
日本大学アメリカンフットボール部の学生寮で大麻と覚醒剤が見つかり、現役部員が麻薬取締法違反の罪で起訴された事件で、ほかにもアメリカンフットボール部の現役部員9人が警視庁の任意の事情聴取の対象となっていることが大学への取材でわかりました。
日本大学アメリカンフットボール部では8月5日、男子部員1人が大麻や覚醒剤を隠し持っていたとして逮捕され、その後、麻薬取締法違反の罪で起訴されました。
この部員が警視庁の調べに対して、「ほかの部員も大麻を使っていた」などと供述したことを受けて、警視庁は8月22日、再び学生寮の捜索を行い、現役部員4人から任意で事情を聞いていました。
その後の大学への取材で、この4人の部員のほかにも、新たに5人の現役部員が警視庁の事情聴取の対象となっていることがわかりました。
大学はアメリカンフットボール部のほかの部員も大麻などを所持していた疑いがあることを受けて、8月31日に学生寮を閉鎖し、その後、再び部を無期限の活動停止処分にしています。
警視庁の事情聴取の対象となっている現役部員が9人に上っていることについて日本大学は「警察の捜査に任せており、詳細については回答を差し控える」としています。