東京, 5月18日, /AJMEDIA/
カトリック教会の最高指導者、ローマ教皇に史上初めて米国から選出されたレオ14世(69)の就任式典が18日、バチカン市で行われた。約150カ国・機関の代表や高位聖職者・枢機卿ら列席者をはじめ、数万人が参集。世界14億人の信徒を束ねる新教皇の門出を祝った。
式典に先立ち、新教皇はオープンカーに乗ってサンピエトロ広場に登場。歓声で迎える信者らに笑顔で手を振って応えた。
その後、カトリックの総本山サンピエトロ大聖堂で一連の儀式が始まり、レオ14世は初代教皇ペテロの墓前で祈りをささげた。広場の式場に移動し、教皇の権威と使命を表す羊毛製の「パリウム」を首にかけ、教皇の象徴の「漁夫の指輪」を右手の薬指に着けると、感極まった表情を見せた。