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憎悪犯罪で白人の男訴追 米NY州スーパー乱射

東京, 6月16日, /AJMEDIA/

米ニューヨーク州バファローのスーパーマーケットで5月、白人の男(18)=州法の国内テロ罪などで起訴=が銃を乱射し、黒人10人が犠牲となった事件で、司法省は15日、男をヘイトクライム(憎悪犯罪)などの連邦法違反で刑事訴追したと発表した。有罪の場合、男は死刑に処される可能性がある。
 訴状によると、男は5月14日、ライフルや防護服で武装し銃弾約60発を発砲。10人を殺害し、白人2人を含む3人を負傷させた。男は犯行の様子をインターネットで中継していた。
 男が事前に用意していた犯行声明には「できる限り黒人を殺す」などと書かれていた。司法当局は動機について、「黒人が白人に取って代わり、白人を排除しようとするのを防ぐため」との人種差別的思想に基づくものだったと断定。他者が同様の攻撃を起こすのを誘発する狙いがあったとも指摘した。

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