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建築家の原広司さん死去 梅田スカイビルや札幌ドームなど設計

東京, 1月5日, /AJMEDIA/

大阪の梅田スカイビルや札幌ドームなど、その都市のランドマークとなるような建造物の設計を手がけた、建築家で東京大学名誉教授の原広司さんが、今月3日、老衰のため亡くなりました。88歳でした。

原さんは1936年に神奈川県川崎市で生まれ、東京大学工学部で建築学を学びました。

建築家として個人の住宅から美術館、教育施設まで多くの建造物の設計を手がけ、▽大阪の梅田スカイビルや、▽札幌ドーム、▽JR京都駅ビルなど、その都市のランドマークとなるような大規模建造物を残しました。

1986年には長野県の田崎美術館で日本建築学会賞を受賞したほか、親交の深かった作家の大江健三郎さんの母校で愛媛県内子町にある大瀬中学校は公共建築百選に選ばれました。

東京大学では助教授や教授を歴任するなど長年にわたり後進の育成にも努め、教え子には隈研吾さんらがいることでも知られています。

遺族によりますと、原さんは今月3日、老衰のため、東京都内の病院で亡くなったということです。88歳でした。

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