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広島の地元議員「重く受け止める」 大規模買収事件「起訴相当」議決

東京, 1月29日, /AJMEDIA/

 参院選をめぐる河井克行元法相(58)らによる大規模買収事件で、現金を受領した広島県議ら35人を「起訴相当」とする検察審査会の議決が公表されたことを受け、地元議員らは28日、「重く受け止める」などと述べた。
 計200万円を受け取り、起訴相当となった奥原信也県議(79)は議決について「大体そうなると思っていた。重く受け止めている」と記者団に話した。辞職の意思については明らかにせず、「捜査に協力していきたい」と述べるにとどめた。
 計50万円を受け取り、起訴相当とされた三宅正明広島市議(49)も「検審の判断は市民感情であり、重く受け止めている」と話した。
 一方、30万円を受領したものの後で返却した山下智之県議(62)は「不起訴相当」の判断となった。「ほっとした。審査会が丁寧に判断してくれたことは大変ありがたい」と話した上で、「一区切りついたが、政治不信を招いたことについては非常に申し訳なく思っている」と陳謝した。
 同じく不起訴相当の窪田泰久県議(45)は「真摯(しんし)に受け止める。有権者には迷惑をかけた分、これからの活動で説明していきたい」と話した。

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