Site icon AJMEDIA 日本語

小松菜奈、撮影後は「抜け殻状態だった」 映画「余命10年」、舞台あいさつで涙

東京, 1月25日, /AJMEDIA/

 女優の小松菜奈が24日、東京都内で開催された映画「余命10年」(藤井道人監督)の試写会で、坂口健太郎をはじめキャストらと共に舞台あいさつを行った。
 この映画は、不治の病で余命10年と宣告された茉莉(小松)と、同級生だった和人(坂口)のラブストーリー。舞台あいさつで小松は、「この企画のお話を頂いてから、本当にいろいろな物語があった。こうして映画が完成し、今ここに立っていることを本当にうれしく思います」と、感極まって涙を見せた。
 役作りのため、「常に減量していた」と話す小松は、「茉莉の気持ちはもっと計り知れないと思うけれど、苦しさや、いっぱいいっぱいになる気持ちを、減量して自分の身で味わって消化することができた」。撮影終了後は「抜け殻状態だった」と振り返り、「『燃え尽きたな』という気持ちがすごく大きくて。すぐに次の仕事に進めないくらいでした」と打ち明けた。
 そんな小松について、茉莉の母親役を演じた原日出子は「みるみる痩せていくので、心配になって…」。奈緒は「減量もしながら、すごく大変な役と真剣に向き合っている姿を見て、本当にかっこいいと思いました」と称賛していた。
 舞台あいさつには山田裕貴、黒木華、松重豊も出席した。3月4日公開。

Exit mobile version