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和歌の神様まつる神社で競技かるた 子どもたちが熱戦 和歌山

東京, 9月4日, /AJMEDIA/

和歌の神様をまつる和歌山市の神社で、百人一首の札を取り合う競技かるたの大会が開かれ、地元の小学生から高校生までの子どもたちが畳の上で熱戦を繰り広げました。
この大会は、子どもたちに百人一首に親しんでもらおうと、和歌の神様をまつり、古くから多くの歌人の信仰を集めてきた和歌山市の玉津島神社で開かれました。

地元の小学6年生から高校3年生までの12人が参加し、1対1の個人戦で競技が行われました。

読み手が百人一首の上の句を読み上げると、向かい合った子どもたちは、勢いよく下の句が書かれた札を取っていました。

はじめは、札を探すのに苦労したり、お手つきをしたりする人も見られましたが、試合が進むにつれて慣れた様子で、畳をたたく音とともに白熱した戦いが繰り広げられました。

参加した田辺市の小学6年の児童は「初めて試合に参加したので最初は緊張しましたが、最後はいつもの調子が戻って楽しく試合をすることができました」と話していました。

和歌山市の中学3年の生徒は「部活動での練習とは違い、熱中しました。和歌の意味を学ぶことも好きですが、いろいろな人と試合をするのも楽しい経験になりました」と話していました。

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