東京, 11月3日, /AJMEDIA/
韓国軍によると、北朝鮮は3日午前7時40分ごろ(日本時間同)、平壌の順安付近から日本海に長距離弾道弾と推定されるミサイル1発を発射した。さらに午前8時39分ごろから、西部・平安南道价川付近で短距離弾道ミサイルと推定される2発も日本海に向けて発射した。岸田文雄首相は記者団に「1発は大陸間弾道ミサイル(ICBM)の可能性がある」と明らかにした。
日本政府は1発目の発射を受けて午前7時50分、全国瞬時警報システム(Jアラート)を通じ、宮城、山形、新潟各県の住民を対象に建物や地下に避難するよう警報を発令。防衛省は当初、このミサイルは「太平洋へ通過したとみられる」と発表したが、その後「日本列島を通過していない」と情報を訂正した。
浜田靖一防衛相は記者団に対し、発射されたミサイルの一つは高度約2000キロメートル、飛行距離は約750キロメートルで、日本海に落下したと公表した。