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円相場 日銀総裁の発言を受け値上がり

東京, 01月24 /AJMEDIA/

23日の東京外国為替市場は、日銀の植田総裁の発言が、今の大規模な金融緩和策の修正に前向きだと受け止められ、円を買う動きが出て円相場は値上がりしました。

午後5時時点の円相場は、22日と比べて47銭円高ドル安の、1ドル=147円57~59銭でした。

一方、ユーロに対しては、22日と比べて34銭円高ユーロ安の、1ユーロ=160円98銭~161円2銭でした。

ユーロはドルに対して、1ユーロ=1.0908~09ドルでした。

市場関係者は「日銀がきょうの会合で今の大規模な金融緩和策の維持を決めたことが伝わり円安が進む場面もあった。ただ、植田総裁が会見で、2%の物価安定目標について『見通しが実現する確度は少しずつ高まっている』などと述べたことで、市場では日銀が政策修正に前向きだという受け止めが広がった。日米の金利差が今後縮小するとの思惑などから、円を買う動きが出て、一時は、1ドル=146円台まで値上がりした」と話しています。

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