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円が一段安、150円台前半 日米金利差を意識―追加介入へ警戒感・東京市場

東京, 10月21日, /AJMEDIA/

 21日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=150円台前半に下落した。米長期金利の上昇を背景に日米金利差が強く意識され、円売り・ドル買いが一段と進行。約32年ぶりの円安水準を更新した海外市場の流れを引き継ぎ、円の下落が止まらない状況だ。午前11時現在は150円23~23銭と前日比37銭の円安・ドル高。
 連日、日本の通貨当局から円安けん制発言が相次ぐ中、円相場は20日の東京市場で心理的節目となる150円台を突破。鈴木俊一財務相は21日の閣議後記者会見で「投機による過度な変動は容認できない」と急速な円安進行を再びけん制。市場では政府・日銀による追加介入への警戒感が一層高まっている。

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