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“全国高専ロボコン” 3年ぶり対戦方式で開催 優勝は奈良高専

東京, 11月28日, /AJMEDIA/

「全国高等専門学校ロボットコンテスト」が27日東京・両国の国技館で開かれ、学生たちが自作したロボットでアイデアや技術を競い合いました。

この大会は全国の高等専門学校やNHKが毎年開いていて、新型コロナの影響でことしは3年ぶりに対戦方式で行われ、地区大会を勝ち抜いた25チームが国技館に集まりました。

競技は「ミラクル☆フライ空へ舞いあがれ!」をテーマに自作のロボットで紙飛行機を飛ばし、2分半の制限時間内に滑走路に見立てた目的地などにより多く着地させるアイデアと技術力を競いました。

勝敗のポイントは大量の紙飛行機を正確に飛ばすことで、連射の速さに特化したロボットや紙飛行機ならではの“ふんわり”とした飛行にこだわるロボットなどチームごとのアイデアが感じられ、会場からは大きな拍手が送られていました。

競技の結果、1分間に最大280の紙飛行機を飛ばすロボットで挑んだ「奈良高専」が決勝で「大分高専」に勝利して2度目の優勝を果たしました。

また、最も優れたアイデアを実現した「ロボコン大賞」は、人が投げているような安定して美しい飛行をみせた山口県の「徳山高専」が受賞しました。

大会のもようは、総合テレビで来月24日の午後3時5分から放送される予定です。

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